【3〜4人家族向け】家族団らんを育むダイニングテーブルの選び方

はじめに:テーブルは「家族の真ん中」にある存在

忙しい毎日の中で、家族がそろって食卓を囲む時間はとても貴重です。
朝の「いってらっしゃい」、夜の「今日あったこと」。
そんな何気ないやりとりも、ダイニングテーブルが“家族の真ん中”にあることで自然と生まれます

この記事では、3〜4人家族にぴったりのダイニングテーブル選びについて、形状・サイズ・素材などの視点からやさしくご紹介します。


1. 家族団らんに最適なテーブルの条件とは?

家族が心地よく集まれるテーブルには、いくつかの共通点があります。

◎ 適度な距離感と向かい合える形

→ 会話がしやすく、全員の顔が見渡せる構造

◎ 安定感と安全性

→ 小さなお子さまがいるご家庭では、角がない・倒れにくい設計がベター

◎ 食事以外にも使える広さ

→ 勉強、工作、パソコン作業など多用途に使えるサイズ感が理想的

家族のライフスタイルに合ったテーブルを選ぶことで、団らんの時間はもっと自然で豊かなものになります。


2. 丸テーブル vs 四角テーブル:どっちがいい?

それぞれに良さがありますが、やさしい印象や柔らかい空間づくりを求める方には丸テーブルがおすすめです。

項目 丸テーブル 四角テーブル
視覚的印象 柔らかい・開放感がある シャープ・きっちりした印象
会話しやすさ ◎ 全員と視線が合いやすい ○ 並び席の場合はやや難しい
配置の自由度 △ 壁付けが難しい ◎ 壁付けやコーナー配置が可能
安全面 ◎ 角がなく子どもにも安心 △ 角にぶつかるリスクあり
レイアウトの特徴 ◎ 空間の“中心”に馴染む ◎ 空間を“区切る”ことができる

どちらが良いというよりも、空間の広さと家族構成、ライフスタイルによって選ぶことが大切です。


3. 3〜4人家族におすすめのサイズと形状

家族人数 テーブルの直径(丸型) 幅×奥行(四角型)
3人 100〜110cm 120×75〜80cm
4人 110〜120cm 135×80〜85cm
  • **丸型は“面積より広く感じる”**特性があります

  • 必要スペースはテーブル周囲に60〜75cm程度の余白が目安

  • 食器やトレーを置いても狭く感じない、110cm前後が最も人気です


4. 素材・高さ・脚の形など、選ぶ際の細かなポイント

◎ 素材のおすすめ

素材 特長
無垢材(オーク・アルダーなど) 木の温もり・経年変化が楽しめる
セラミック天板 耐熱・耐水に優れ、子育て家庭でもお手入れラクラク
突板(ツキ板) 軽量でコスパも◎・見た目は無垢に近い

◎ 高さ

一般的には70〜72cm前後が日本のダイニングチェアと相性がよいです。
座面の高さ(SH)+27〜30cmが理想とされています。

◎ 脚の形状

  • 中央脚(1本):チェアの出入りがしやすく、丸テーブルに多い

  • 4本脚:安定感があり、四角テーブルに多いが、脚間の距離に注意


5. 実例で見る団らんシーン

朝食:ゆったり囲んでスタート

  • 家族全員が顔を合わせて「おはよう」が言える

  • 小さな会話の積み重ねが一日の安心感に

お子さまの勉強・工作タイム

  • テーブルを広く使えると、家事をしながら見守ることも可能

  • 木目調の天板は鉛筆やクレヨンも滑りにくい

来客時:友人とのティータイム

  • 丸テーブルなら自然と“輪”が生まれ、会話も弾む

  • 飲み物やお菓子の配置にも無駄がない


6. よくある質問(Q&A)

Q. 小さすぎると窮屈ですか?
→ はい、110cm未満だと4人で座るにはやや窮屈に感じることがあります。110〜120cmが安心のサイズ感です。

Q. 丸テーブルでも椅子4脚おけますか?
→ もちろん可能です。直径110cm〜120cmであれば、余裕をもって設置できます。

Q. テーブルの色はどう選べば?
→ フローリングと同系色か、少し濃いめが◎。やさしく馴染ませたいならアイボリーやナチュラルカラーが人気です。


まとめ:毎日の「家族の時間」は、テーブル選びからはじまる

家族と囲む食卓は、ただの家具ではなく、毎日をつなぐ“時間の場所”
使いやすさだけでなく、見た目のやさしさや安心感も大切な要素です。

3〜4人家族にとって最適なテーブルは、広すぎず、狭すぎず、会話が自然に生まれるちょうどよい存在

OVIAUSでは、家族団らんを育むラウンドテーブルや、安全性とデザインを両立した家具を多数ご用意しています。
暮らしの中心に、やさしい“ま〜るい”時間を迎え入れてみませんか?