【ラウンドテーブル×グリーン】観葉植物で演出するやさしい空間
はじめに:自然と家具がつくる、やさしい暮らしの風景
丸いテーブルに、ゆるやかに葉を広げる観葉植物。
その空間に身を置くだけで、不思議と心が落ち着く。そんな経験はありませんか?
今、多くの人が「住まいに自然を取り入れたい」と考えています。
ただし、家具と植物のバランスは意外と難しく、「なんとなく置いてみたけど、しっくりこない」という声もよく聞きます。
この記事では、ラウンドテーブルと観葉植物を組み合わせた“やさしい空間づくり”のコツを、初心者にもわかりやすく、ていねいにご紹介します。
1. ラウンドテーブルと観葉植物が相性抜群な理由
◎ どちらも“柔らかな曲線”を持つ存在
ラウンドテーブルは、四角い家具に比べて視覚的にも感覚的にも「やさしい」印象を与える家具です。
同じく、観葉植物も直線的な人工物ではなく、有機的でやわらかなカーブや広がりを持つ存在。
つまり、「形の相性」がとても良いのです。
鋭角な家具ばかりの部屋に観葉植物を置くと違和感が出やすいのに対し、丸みのある家具とは調和しやすく、全体がやさしくまとまります。
◎ 余白を活かす設計に向いている
ラウンドテーブルは“余白を前提とした家具”です。
壁にピッタリ収めるというよりも、空間の中央に置いてゆとりをもたせる構成が多い。
だからこそ、グリーンを「添える」余地も生まれやすくなります。
2. 観葉植物の選び方:形・サイズ・色で選ぶ
「どんな植物を選んだらいいのかわからない」——そんな方へ向けて、
ラウンドテーブルと合わせやすい観葉植物を、サイズ別・イメージ別にご紹介します。
◎ 小型サイズ(テーブル上に置ける)
植物名 | 特徴 |
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ポトス | 初心者向き・明るく軽やかな葉 |
テーブルヤシ | 縦に広がる・陰にも強い |
サンスベリア | スッと伸びたフォルム・空気清浄効果あり |
◎ 中型サイズ(床置き・チェア横に)
植物名 | 特徴 |
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フィカス・ベンガレンシス | 樹木に近い存在感・明るいナチュラルグリーン |
パキラ | 丸テーブルの横に映える幹と葉のバランス感 |
ドラセナ | 少しシャープでモダンな印象 |
◎ 大型サイズ(空間全体の主役に)
植物名 | 特徴 |
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オリーブ | 落ち着きと品格のあるグレーグリーン |
フィカス・アルテシマ | 黄色みがかった葉がやわらかさを演出 |
モンステラ | 葉のカタチがユニークで、ラウンドテーブルとの調和◎ |
3. 配置のコツ:家具と植物が“主張しすぎない関係”をつくる
◎ ダイニングスペースなら「対角線配置」
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丸テーブルの対角線上に背の低い植物を
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邪魔にならず、視界の中にグリーンが自然に入る
◎ リビングなら「寄り添う配置」
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テーブルのすぐそば、チェアの外側などに小型〜中型植物を
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人の動線を妨げない範囲で“グリーンの存在感”を演出
◎ 照明との関係も重要
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植物の真上にライトが来ないよう注意
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間接照明でグリーンの影が浮かび上がるようにすると“空間の奥行き”が演出されます
4. 素材とグリーンの色合わせで“空間の調和”を生む
◎ 木製ラウンドテーブル × 観葉植物
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自然素材同士の組み合わせは王道
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オーク材・アルダー材は明るいグリーンとよく合います
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ウォールナットなどの濃い木目には、グレーグリーン系のオリーブやモンステラが調和します
◎ セラミック天板 × 観葉植物
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冷たい印象の素材に、植物の生命感が加わってバランスの取れた空間に
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マットな白・グレーの天板には、葉の濃淡がはっきりした植物が映えます
5. 季節感を取り入れる:植物との“暮らしのリズム”
観葉植物は一年中楽しめるものですが、季節によって少しずつ表情が変わるのも魅力のひとつ。
春:新芽や成長の時期
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テーブル上に小さな芽出しグリーンを追加して“春の訪れ”を感じる
夏:涼しげな演出を意識
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グラスに水を張って浮かべる水耕植物など、涼感のあるアクセントを
秋:乾燥に注意しつつ落ち着いた色調に
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鉢カバーにベージュ・ブラウンなどの温かみのある色を
冬:光が少ない時期の耐陰性を考慮
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冬でも元気に育つサンスベリアやテーブルヤシがおすすめ
6. よくある質問(Q&A)
Q. 植物と家具の距離はどのくらい空けるべき?
→ 最低でも15〜20cmの間隔を確保しましょう。風通し・日当たり・掃除のしやすさに影響します。
Q. テーブルの上に置く植物の大きさは?
→ 鉢を含めて高さ20〜30cm以内が理想。視界を遮らず、テーブルの主役を奪いません。
Q. 植物の鉢カバーはどんな素材がいい?
→ 木製・ラタン・陶器・布製など、家具の素材とトーンを揃えると一体感が出ます。
セラミックテーブルなら、モノトーンや石調の鉢もおすすめです。
まとめ:自然を添えることで、空間と心に“まるさ”が生まれる
家具と植物は、それぞれが単体でも魅力的ですが、組み合わせることで暮らしにやさしさと深みを加える存在になります。
特にラウンドテーブルの持つ“やわらかさ”と、観葉植物の持つ“自然な生命感”は、相互に引き立て合う関係。
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木の質感と葉の緑
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丸い形と柔らかな曲線
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空間の中心と背景のバランス
そのすべてが揃ったとき、部屋は「心地よい場」として機能しはじめます。
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